依頼者に寄り添うということについて

弁護士 藤﨑友磨

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私の考え

 「依頼者の方と一体化してはいけない。」、「所詮は他人事だと思いなさい。」。指導していただいた先輩弁護士から言われた言葉です。これから弁護士に依頼しようと考えていらっしゃる方は少し驚かれるかもしれませんが、私と同じようなことを言われたことがある弁護士も多いと思います。弁護士の社会的役割は紛争の解決であって、第三者的立場を忘れて依頼者と一緒に怒ったり泣いたりして冷静さを失えば、その役割を果たすことはできず、ひいては依頼者自身のためにもならない、ということだと私は理解しています。そのとおりだと思います。ただ、その一方で、弁護士は依頼者の代弁者でもあり頼られているのですから、依頼者の方と感情を共有しなければよい仕事はできないという気持ちもあります。冷静さを失わずに依頼者の方に寄り添い、ささやかな喜びを分かち合う弁護士でありたい、というのが私の考えです。

弁護士 藤﨑 友磨(ふじさき・ゆうま)

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